2022年10月7日更新
2011年から販売中の5ナンバーサイズのコンパクトハッチバック型ハイブリッド「アクア」
ディーラーで見積りをすると「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」という言葉が出てきます。
メーカーオプションは工場で取り付けられるオプション、ディーラーオプションは工場で生産された後にディーラーで取り付けるオプションです。
メーカーオプションは注文後、変更できない!
そのためメーカーオプションの選択は慎重に行わなければなりません。
アクアにはメーカーオプションはたくさんありますが、その中に「寒冷地仕様」というものがあるのをご存じでしょうか?
カタログにはこう記載されています。
寒冷地仕様(ウィンドシールドデアイサー・ヒーターリアダクト・PTCヒーターなど)
実はこのオプションはアクアには必須なんです。 この記事では、アクアの寒冷地仕様にどのようなメリットがるのかを詳しく解説します。カタログには載っていない寒冷地仕様の全てをご紹介。これで迷うことなく寒冷地仕様を選択でき、より快適なカーライフを実現できます。
寒冷地仕様の価格
グレード名 | 寒冷地仕様価格 |
Z | 19,800円 |
G | 19,800円 |
X | 33,000円 |
B | 48,400円 |
かなりお手軽な価格です。次に寒冷地仕様の具体的な内容についてご説明します。
寒冷地仕様を選ぶと何が変わる?
項目 | 標準仕様 | 寒冷地仕様 |
冷却水(LLC) | LLC濃度30% | LLC濃度50% |
排気熱回収器 | なし | あり |
ウィンドシールドガラス | 標準 | 高遮音性 |
ウィンドシールドデアイサー | なし | あり |
ウィンドシールドワイパー | 標準 | 寒冷地用(モーター) |
リアウィンドウワイパー | なし | あり |
ウォッシャータンク | 1.8L | 4.8L |
ヒーターリアダクト | なし | あり |
PTCヒーター | 補助ヒーターなし | 補助ヒーターあり |
かなり変わります!
この中でも快適なドライブに欠かせない装備について詳しく解説していきます。
ウィンドシールドデアイサー
図1の赤いラインの部分に熱線が入ります。冬場の朝にフロントガラスが凍り付いてしまっている経験は誰もがあるはずです。フロントガラスとワイパーが凍結で動かなくならないように素早く融かしてくれます。
排気熱回収機
エンジンから排出される熱を熱交換器で回収することで、暖気にかかる時間を短縮します。
これにより冬の朝、エンジンが暖まる時間が短くなり暖房が早く効くようになります!
また、エンジンを効率よく温めることにより燃費が向上します。
リアヒーターダクト
寒冷地仕様を選ぶことで、足元からのエアコン吹き出し口が増えます。
これにより暖房効率が格段に上がります!
雪が降らない地域で寒冷地仕様は問題ないの?
全く問題ありません!
寒冷地仕様で困ることはありません。
そもそも欧州車は、最初からこの寒冷地仕様に相当する装備が付いてます。
寒冷地仕様を選ぶ唯一のデメリットは、費用がかかる点だけです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
冬場を快適に過ごせる装備が満載の寒冷地仕様の魅力をお判りいただけましたか?
雪もほとんど降らないし、雪山にも行かないけど・・・
例え雪が降らなくても選ぶべきです。確かに冷却水の濃度を濃くしたりスターターの容量を上げる必要はないかもしれませんが、先に紹介した部分は大きいです。
これだけの価格で付いてくるなら安いはずです。
また、寒冷地仕様を勧めてこない営業は知識不足か信用できないケースが考えられます。
商談時に営業から話が出なければこちらから話を振ってみてください。その対応でその営業の力量が測れます。
アクアをご検討の方は必ずこの「寒冷地仕様」を選んで快適なカーライフを手に入れてください。
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