2022年10月15日更新
トヨタの人気SUV「カローラクロス」

ディーラーで見積りをすると「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」という言葉を耳にする。
メーカーオプションは発注時に選んでおかないと後からは取り付けることはできません。
もし出来たとしても相当な費用がかかりますし、その部分は保証対象外となります。
そのためメーカーオプションの選択は慎重に行わなければなりません。
カローラクロスもメーカーオプションはたくさんありますが、その中に「寒冷地仕様」というものがあるのをご存じでしょうか?
カタログにはこう記載されています。

実はこのオプションはカローラクロスには必須です


寒冷地仕様の価格
- ハイブリッド 38,500円(税込み)
- ガソリン 34,100円(税込み)
- G-T 57,200円(税込み)
寒冷地仕様を選ぶと何が変わる?
装備 | 標準仕様 | 寒冷地仕様 |
冷却水(LLC) | LLC30% | LLC50% |
ウィンドシールドデアイサー | なし | あり(タイマー付き) |
ウィンドシールドワイパー | 標準仕様 | 寒冷地用(モーター) |
サイドターンランプ付カラードドアミラー | 標準仕様 | ヒーター付き |
フロントヒーター(ハイブリッドのみ) | PTCヒーターなし | PTCヒーターあり |
ヒーターリアダクト | なし | あり(タイマー付き) |
スターター | 1.0kw | 1.2kw |
リアフォグランプ | なし | あり |
たくさんあるが中でも注目すべき項目を詳しく解説します。
ウィンドシールドデアイサー

図1の赤いラインの部分に熱線が入ります。冬場の朝にフロントガラスが凍り付いてしまっている経験は誰もがあるはずです。フロントガラスとワイパーが凍結で動かなくならないように素早く融かしてくれます。
フロントヒーター (ハイブリッドのみ)
エンジン始動直後からエンジンが暖まるまでの間、通常のヒーターに加え、暖房を補う装置(電気式補助ヒーター)です。エンジンの冷却水温が低いときの室内暖房に貢献します。即熱性があるため、短時間で暖房がききます。
ヒーターリアダクト

後席の暖房効果を上げるためにリアシート足下に温風を送るためのダクトが設定されます。
リアフォグランプ

霧・雪・雨などなより視界が悪いときに自分のクルマの存在を後続車に知らせるために光ります。赤色灯です。
ヒーター付きドアミラー

車に乗り込んで発進しようとしたときにドアミラーが曇ってて怖かったという経験はありませんか?
運転席横は手が届きますが、助手席側は一旦クルマから降りないと曇ったドアミラーを拭くことはできません。
そんなときに、これがあればドアミラーを暖めて霜・露・雨滴を取り除いて視界を確保できます。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
この価格でこれだけの装備が付いてくるなら選んでおくべきだと思いませんか?

雪もほとんど降らないし、雪山にも行かないけど・・・
例え雪が降らなくても選ぶべきです。確かに冷却水の濃度を濃くしたりスターターの容量を上げる必要はないかもしれませんが、先に紹介した部分は大きいです。これだけの価格で付いてくるなら安いはずです。特にハイブリッドをご検討の方はPTCヒーターの恩恵もあります。
ちなみに寒冷地仕様の価格の違いは、ハイブリッドにはPTCヒーターが追加になるから、G-Xはシフトノブとハンドルがウレタン巻きから革巻きになるため少し値段が上がってます。(他のグレードは革巻きが標準)
また、寒冷地仕様を勧めてこない営業は知識不足か信用できないケースが考えられます。商談時に営業から話が出なければこちらから話を振ってみてください。その対応でその営業の力量が測れます。
カローラクロスをご検討の方は必ずこの「寒冷地仕様」を選んで快適なカーライフを手に入れてください。

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