最近、トヨタの人気車「ヴィッツ」でエンストしたという声をよく聞きます。
出典:トヨタ自動車より引用
出典:CARVIEWより引用
信号待ちで止まっているとき、車体がブルブル震えてエンジンが止まりそうになる
エンジン回転数が下がったり、上がったりする
こういう症状が出たら「エンスト」の前兆です。
交差点内で急にエンストしたら怖いですよね。
オートマなのでエンストなんてするはずがないと思っている方がほとんどだと思います。
しかし、実際は多発しています。しかもヴィッツだけでなく他のトヨタ車や他メーカー車でもあるようです。
ヴィッツでのエンスト原因
ヴィッツで発生するエンストは、信号待ちなどクルマが停止している、いわゆるアイドリング状態に起こります。
エンストの主な原因は、スロットルボディの汚れです。
スロットルボディ
スロットルボディとは、エンジンに送り込む空気の量をコントロールしている部品です。これによりエンジンの回転数を制御しています。
その空気の通り道に汚れが付着し、本来の送り込むべき空気量が確保できずエンジン回転数が落ち込み、エンストが起こります。
また、バッテリーの弱りが原因でアイドリング不安定になることもあります。バッテリーの寿命は2~3年です。
エンストしたら時の対処方法
もしも、エンストしてしまったら慌てず落ち着いて対処しましょう。
エンスト後、再度エンジンがかからないことはほとんどありません。
まず、「D」に入っているシフトレバーを「P」に戻します。
そして、通常通りエンジンをかけます。
修理方法と費用
代表的な修理方法は、スロットルボディの洗浄です。
これは、ディーラーに依頼するのが一番です。費用は一般的に約5,000~10,000円ですが、定期点検と一緒にお願いするとサービスでしてもらえる場合もあるので、相談してみましょう。
また、バッテリーも交換時期に入っていれば交換しましょう。性能の良いカオスバッテリーを選択するとより良いでしょう。
未然に防ぐには
アイドリング中にエンジン回転数が安定せず、時には車体が震えるようでしたらエンストの前兆です。
このような現象が、度重なるようでしたらエンストする前にディーラーに見てもらいましょう。
やはり、定期的な点検が不可欠です。アイドリング不安定に気付いてなくてくも、プロがみればすぐ分かります。
安全・快適なカーライフのために、普段から愛車の調子に目を配り、定期点検の実施を習慣にましょう。
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