2022年10月3日更新
トヨタ車の大半がディスプレイオーディオ化し、Apple Car PlayやAndroid Autoで便利になった反面、メディアの視聴については苦労している方が多い。新型アクアも同様だ。
オプションでDVDデッキを装着すればDVDの視聴は可能だが、取付できない車種もある。
この問題を解消するため、ディスプレイオーディオの外部入力(ディーラーオプションのDVD・CDプレーヤー用)へスマホの画面をアナログ変換する方法がある。
こちらの方法も好評だが、いくつか難点がある。
まず一つは、取付が難しくディーラーなどにお願いしなければならない点だ。
そして、もう一点がすべてのアプリがミラーリングできる訳ではないという点だ。例えばYouTubeは視聴できるが、Netflixは出来ないなどだ。
また、上記のミラーリング方法はアナログ映像に変換するため画像の鮮明さに欠ける。
このような欠点を補う商品が今話題を呼んでいる。
この記事では、ミラーリングに関する悩みを全て解決できる万能な商品をご紹介する。
VISIT ELA-V9
こちらの商品の凄いところは、
USBポートに繋げるだけで、様々なアプリがディスプレイオーディオで使用可能になるところにある。また、最大4K解像度で画像もキレイだ!
こちらの動画も参考にしてほしい。
※JBLサウンドシステムには適合しない
VISITの仕組み
Android7.0OSを搭載したエンターテイメントボックなので、スマホとディスプレイオーディオを繋ぐものではなく、スマホのWi-Fi(テザリング)を使うもう一つのandroidと考えてほしい。
要は、テザリングができるスマホかWi-FiルーターがあればOK!
使い方はこうだ。
- 「VIVIT」本体をUSBケーブルで車両に繋げる
- 自分のスマホと「VISIT」をテザリングで繋げる
- ディスプレイオーディに映し出された「VISIT」のホーム画面でYouTubeなどのアプリを選び視聴する
出典:インターフェイスジャパンより引用
非常に簡単だ。しかも、TV-KITなどの走行中TV画面を視聴するために必要なキットを取り付けなくても見ることができる。
最初は、YouTubeぐらいしかアプリが入ってないので、アプリストアからNetflixやAmazonプライムなどのアプリをダウンロードすれば視聴できる。
当然だが、AndroidなのでGoogleアカウントが必要だ。
デメリット
取付作業もなく非常に簡単に使用できる「VISIT」だが、実際筆者が使用してみてのデメリットをここでご紹介する。
- 値段が高い
- Googleマップは使えない(遅い)
- JBLシアターサウンドシステムには適合しない
まずは、価格が58,000円はちょっと高額な気がする。もう少し安ければ嬉しいが、これだけ簡単にYouTube等が視聴できるメリットも大きい。有線にてミラーリングする方法(トヨタ|ディスプレイオーディオをミラーリングする方法3選【iPhoneユーザー必見】)で工賃を考えれば総額は近くなるので使い方次第で選んでいいかもしれない。
Googleマップは初期状態でアプリは入っているが、動きが悪くナビとしての役目は全く果たさない。アンテナの感度とそもそもの処理速度が問題らしい。こちらの使用は諦めるしかない。
マップとJBLシアターサウンド付車については、最近新商品が出ているのでこの後ご紹介する。
VISIT ELA-H1
ハリアー(HARRIER)80系JBLサウンド付き用VISIT ELA-H1ユーチューブ・アマゾンプライムの動画をカープレイ対応の車のモニターで観るテレビキャンセラー不要NETFLIXなどで退屈知らず
77,000円
ハリアーなどのJBLサウンド付にも対応。そして何と言ってもCPUのスピードが上がり付属にGPSアンテナまであるのでマップ機能もサクサク使える!その分価格が高いがライズなどダイハツ系OEM車のディスプレイオーディオで使いやすさが増す。
ただ新商品のため適合表がない。トヨタのディスプレイオーディオは恐らく大丈夫とのことだが、ご購入の際は個別にお問い合わせいただきたい。インターフェイスジャパンお問い合わせフォーム
OTTOCAST CarPlay AI Boxワイヤレス U2-Plus
2021年11月25日発売
GPS内蔵、ストレージ64GAndroid9.0車載のメディアボックスです。
- 高精度GLONASS車載アンテナ内蔵
- YouTube・Netflix・Huluなど視聴可能
- マップとメディア2画面表示
- メモリー4GB+ストレージ64GB
- ワイヤレスCarPlay・ワイヤレスandroidAuto対応
- 保証1年
- 日本電波法認可
ディスプレイオーディに人気!CarPlay AI Box
まとめ
NetflixやAmazonプライム、YouTubeを車で見たい方には非常にオススメなキットである。もちろん先で述べたデメリットもあるが、それをカバーするに十分な性能がある。
取扱元であるインターフェイスジャパンでも人気が高く、適合確認車種も増え新商品も出てきている。
取り付けも不要なので即注文して、カーライフの質を向上させましょう!
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