クラウンのクロスオーバー
新型クラウンがついに発表となりました
ディーラーで見積りをすると「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」という言葉が出てきます。
メーカーオプションは工場で取り付けられるオプション、ディーラーオプションは工場で生産された後にディーラーで取り付けるオプションです。
メーカーオプションは注文後、変更できない!
そのためメーカーオプションの選択は慎重に行わなければなりません。
クラウンにはメーカーオプションはたくさんありますが、その中に「寒冷地仕様」というものがあるのをご存じでしょうか?
カタログにはこう記載されています。
寒冷地仕様(ウィンドシールドデアイサー・ミリ波融雪機能など)
実はこのオプションはクラウンには必須なんです。 この記事では、新型クラウンの寒冷地仕様にどのようなメリットがるのかを詳しく解説します。カタログには載っていない寒冷地仕様の全てをご紹介。これで迷うことなく寒冷地仕様を選択でき、より快適なカーライフを実現できます。
寒冷地仕様の価格
グレード名 | 寒冷地仕様価格 |
クロスオーバー RS | 9,900円 |
クロスオーバー G | 9,900円 |
クロスオーバー G各種 | 9,900円 |
クロスオーバー X | 9,900円 |
かなりお手軽な価格です。次に寒冷地仕様の具体的な内容についてご説明します。
寒冷地仕様を選ぶと何が変わる?
装備 | 標準仕様 | 寒冷地仕様 |
冷却水(LLC) | LLC30% | LLC50% |
ウィンドシールドデアイサー | なし | あり(タイマー付) |
カウルトップルーバー | 標準 | 寒冷地用 |
フロントワイパークランク | 標準 | 寒冷地用 |
ウィンドシールドワイパー | 標準 | 寒冷地用(モーター) |
ミリ波ヒーター | なし | あり |
ウォッシャータンク | 2.5L | 4.8L |
かなり変わります!
この中でも快適なドライブに欠かせない装備について詳しく解説していきます。
ウィンドシールドデアイサー
図1の赤いラインの部分に熱線が入ります。冬場の朝にフロントガラスが凍り付いてしまっている経験は誰もがあるはずです。フロントガラスとワイパーが凍結で動かなくならないように素早く融かしてくれます。
ミリ波ヒーター
ミリ波レーダー専用カバーへ付着した雪を取り除くヒーターです
雪などの凍結によりミリ波レーダーが使用不能になることを防げます
カウルトップルーバー
フロントガラスとボンネットの間のパネルにメッシュのネットがついて雪入りを防止します
外観状は変わりません
雪が降らない地域で寒冷地仕様は問題ないの?
全く問題ありません!
寒冷地仕様で困ることはありません
そもそも欧州車は、最初からこの寒冷地仕様に相当する装備が付いてます
寒冷地仕様を選ぶ唯一のデメリットは、費用がかかる点だけです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
冬場を快適に過ごせる装備が満載の寒冷地仕様の魅力をお判りいただけましたか?
雪もほとんど降らないし、雪山にも行かないけど・・・
例え雪が降らなくても選ぶべきです。確かに冷却水の濃度を濃くしたりスターターの容量を上げる必要はないかもしれませんが、先に紹介した部分は大きいです。
これだけの価格で付いてくるなら安いはずです。
また、寒冷地仕様を勧めてこない営業は知識不足か信用できないケースが考えられます。
商談時に営業から話が出なければこちらから話を振ってみてください。その対応でその営業の力量が測れます。
クラウンをご検討の方は必ずこの「寒冷地仕様」を選んで快適なカーライフを手に入れてください。
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