新型アクアは買いか?新型アクア VS 日産ノート・ホンダフィット・トヨタヤリス徹底解剖
2011年に発売開始されてから10年。ついにフルモデルチェンジとなったアクア。
グローバル販売台数187万台の人気コンパクトハイブリッドカーが、7月19日より新発売となりました。
この10年の間、ライバル達もどんどん進化を遂げ日産ノートやホンダフィットも気になるところです。
2021年1~6月の自動車販売ランキング(日本自動車販売連合会)では
4位 日産 ノート
12位 ホンダ フィット
となっている。
このクラスを検討の方にとっては悩んでしまいますよね。

デザイン以外で何がちがうんだろうか・・・

どれを選ぶのが正解なんだろう・・・
車両本体価格
アクア | Z | 2,400,000円 |
B | 1,980,000円 | |
ノート | AUTECH | 2,504,700円 |
S | 2,029,500円 | |
フィット | Modulo X | 2,866,600円 |
BASIC | 1,997,600円 | |
ヤリス | Z | 2,324,000円 |
X | 1,998,000円 |
※全て2WDハイブリッド
一番安いグレードから一番高いグレードのみで比べると、4車種とも大きな違いはない。車両本体価格では、ほぼ同レベルと言っていいでしょう。
パッケージ
アクア | ノート | フィット | ヤリス | |
全長 | 4050㎜ | 4045㎜ | 3995㎜ | 3940㎜ |
全幅 | 1695㎜ | 1695㎜ | 1695㎜ | 1695㎜ |
全高 | 1485㎜ | 1520㎜ | 1515㎜ | 1500㎜ |
排気量 | 1490ℓ | 1198ℓ | 1496ℓ | 1490ℓ |
動力用主電池 | ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 | ||
燃料消費率 | 35.8㎞/ℓ | 28.4㎞/ℓ | 28.8㎞/ℓ | 35.8㎞/ℓ |
ここで大きな違いは燃費。やはりハイブリッド技術ではトヨタが一歩先を進んでいるようです。旧型アクアでも燃費では、最新の車種と遜色ないレベルでした。
あと注目は、動力用電池がリチウムイオン電池主流の中で、新型アクアは「ニッケル水素電池」という点です。
新開発のハイブリッドバッテリー「バイポーラ型ニッケル水素電池」のメリットは従来のものに比べ大電流を流せる点にあります。低コストで高燃費に貢献しています。旧型より20%の燃費向上とレスポンスのいい加速感が味わえます。
安全装置
新型アクア | ノート | フィット | ヤリス | |
プリクラッシュセーフティ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
車両歩行者(昼) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
歩行者(夜) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
交差点右左折 | 〇 | 〇 | 〇 | |
緊急時操舵支援 | 〇 | 〇 | ||
低速時加速抑制 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ブラインドスポットモニター | 〇 | 〇 | 〇 | |
ロードサインアシスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
先行車発信告知 | 〇 | 〇 | 〇 | |
パーキングサポートブレーキ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動駐車 | 〇 |
圧倒的にトヨタ勢に軍配が上がる。緊急操舵支援を始め穴がありません。オプション設定になるが自動駐車(トヨタチームメイト)も選択肢にあるのが嬉しい所です。
まとめ
細かく見ていくと新型アクアの凄さが見えてきます。量産型世界初搭載のバイポーラ型ニッケル水素電池による実燃費向上や今の時代何と言っても安全装置の充実は何よりのメリットです。
旧型にくらべて室内の質感も上がり居住性も良くなった新型アクア。デザインの好みはさて置き、クルマとしての完成度は非常に高いレベルの仕上がりです。
皆さんのクルマ選びの参考にしてもらいたい。
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