トヨタ・ライズで最大値引きを引き出す【失敗しない新車購入術】
出典:トヨタ自動車より引用
2019年11月に発売されて今も大人気のトヨタ「ライズ」
2020年10月の新車販売台数(乗用車のみ・軽自動車除き)で1位のヤリスに続いての2位でバカ売れ状態。
人気の秘密はたくさんあります。
1000㏄でありながら直列3気筒インタークラー付ターボによる爽快な走りや、1,679,000~2,060,000円の買い求め易い車両本体価格、そして何よりでSUVらしいデザインで、老若男女幅広く売れています。
そんな「ライズ」の購入を検討する時、一番気になるのは値段ですよね。
少しでも安く買いたい・・・
皆さん共通の想い。
この記事では、ライズを検討されている方が最大値引きを引き出すための購入術を実際の値引き状況をご紹介しながら分かりやすく解説します。
全国の値引き状況
ライズの車両本体価格は2WDで、1,679,000~2,060,000円。
一般的には値引きスタート8万円でオプションや支払い方法によって最終値引き13~15万円が通常だと思います。
全国の値引き状況
車両 オプション
値引き 値引き
ライズ Z 15万円 0万円 熊本県 2020年10月
ライズ Z 10万円 10万円 岐阜県 2020年10月
ライズ Z 10万円 10万円 北海道 2020年8月
(4WD)
ライズ Z 30万円 15万円 大阪府 2020年8月
ライズ Z 15万円 5万円 熊本県 2020年7月
ライズ Z 30万円 0万円 大阪府 2020年7月
出典:価格.comより引用
車両値引きとオプション値引きで15~45万円と開きがあります。
オプション値引きはしてくれないトヨタもあります。しかしこれは車両値引きと含めて考えればオッケーです。
こんなに値引きを出してくれなかった・・・
そういう方も多いと思います。
しかし、大丈夫です。今年の5月から全国のトヨタは取扱車種が統一され競争が激化してます。他の系列のトヨタを競合に出せば必ず値引きは引き出せます。(東京の方は県外のトヨタを引き合いに出しましょう)
また、ダイハツロッキーを競合させるのも良いでしょう。
目指すは車両本体価格の10%
+
ディーラーオプション等その他の利益からの値引き
これを念頭に交渉を進めましょう。
こちらの記事も参考にしてください。
新車商談で失敗しない気を付けるべきこと5選【値引き最大化】
新車の利益のヒミツ
ディーラーにとっての利益について少しご説明しておきます。
新車の利益は大きく分けて5つに分類されます。
- 車両本体の利益
- オプションの利益
- 諸費用の利益
- ローン手数料の利益
- 下取車の利益
車両本体の利益は車種にもよりますが、概ね10%ぐらいです。そう考えるとあんまり儲けはないですね・・・
オプションの利益はものによって大きく変わりますが結構あるようです。純正のナビゲーションを強く勧めてくることがありますが利益率がいいからです。また、ボディコーティングも同様にほぼ100%見積書に入ってます。たくさん装着するようでしたら値引きアップの交渉材料になるはずです。
諸費用の利益は、計算書の検査登録手続費用や車庫証明手続代行費用などの「課税販売諸費用等小計」に印字されている料金で、これはまるまるディーラーの利益です。
ローンの利益はかなりディーラーにとっては大きいもので今勧めてこないところはほとんどないと思います。残クレやトヨタでのローンで購入を検討されている方は、これも値引き交渉に使ってください。ポイントは最初からトヨタでローンを組むと言わないことです。銀行ローンも考えていると商談初期に伝えておくと最終値引き交渉の時に役立ってきます。
下取車については、新車としての利益には反映しないので(中古車部の利益になる)下取価格だけに注目すればよいでしょう。
オプション値引の目安
メーカーオプションとディーラーオプションは違います。
- メーカーオプション ・・・車両本体の利益に含まれる。
- ディーラーオプション・・・車両本体とは別計算。
なので、目指す値引き車両本体10%の計算に組み込みましょう!
例えば「ライズ Z」2,060,000円にメーカーオプション「スマートパノラマパーキングパッケージ」147,400円を装着したならば、
2,060,000円 + 147,400円 = 2,207,400円
22万円の車両本体値引きを目指しましょう!
また、ディーラーオプションですが基本的に
価格の10%の値引きプラスを交渉材料にします。
例えば、ディーラーオプション合計が50万円であれば、
5万円を車両本体値引きに加算して交渉を進めます。
諸費用で注意すべき点
地域や販売店によって違いますが、納車費用はカットしてもらってください。
納車費用は、販売店からユーザーの自宅まで新車を納車する費用です。納車の時はお店に取りに行きましょう。
また、下取車がある場合「下取車手続代行費用」には注意してください。これは下取車の名義変更をする費用ではありません。下取車の車検証に記載されている「所有者」が信販会社や購入するディーラー以外の自動車会社になっている時に「所有権解除」をするための費用です。
自動車の名義変更には、車検証上の「所有者」の印鑑証明等の書類が必要です。もしここがディーラーや信販会社になっていた場合は、そこの印鑑証明等の名義変更に必要な書類をもらう手続きである「所有権解除」をしなくてはならず、下取車手続代行費用はその手数料になります。
要するに、所有者の印鑑証明が自分で用意できるならカットしてもらいましょう。
会社の方針か知識不足か、もしも下取車手続代行費用が名義変更をする費用だからカットできないと言われたら、それはおかしいと主張していいです。これは公正なルールで自販連が定めたものなので大丈夫です。恐らく店長クラスは分かっているのではないでしょうか。
下取車を有効に使う
ここで大前提ですが、必ず値引きと下取価格は分けて提示してもらってください。そうしないと本当の値引き額が分からなくなってしまいます。
下取についてはこちらの記事も参考にしてください。
【新車購入】下取車はどこに出すのが一番お得?|査定額アップ術
値段がつかない古い下取車だったとしてもキチンと値引きと分けて出してもらいましょう。価格がつかない下取車は、会社によって0円のところもあれば1,000円、20,000円というところもあります。
あと、忘れてならないのが「自動車税」と「リサイクル料金」です。
これらは査定価格とは別物です。自動車税は月割りで返却してもらいましょう。4月~3月が1年分なので、もし納車が9月なら六ヶ月分戻ってくる計算になります。結構大きいですよね。ちなみに3月が納車だと、返却自動車税は0円です。
リサイクル料金は、あくまで預託金なので返してもらえます。車検証と一緒にリサイクル券があると思います。そこに料金は記載されてます。
下取車価格も、値引きと一緒で〇〇万円と提示される場合があります。
「査定価格」「リサイクル料金」「返却自動車税」と明確にしてもらいましょう。
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まとめ
今トヨタの敵はトヨタとなってます。ライバルがほとんどなくトヨタ同士の争いが多いようです。カローラ店とネッツ店で相見積もりしてみましょう。
ライズの場合はダイハツのロッキーを引き合いに出すのもいいかもしれません。
ぜひ今回ご紹介した
車両本体価格の10%+ディーラーオプション価格の10%
の値引きを目指して「ライズ」を手に入れましょう。
そして販売諸費用や下取車価格もきっちり詰めてください。営業マンは少しで値引きを大きく見せたいと思ってます。
そのために下取車や諸費用の部分で省けるところを省かずに話を進めるケースがあります。こちらもそれなりに知識があるとアピールできれば向こうも慎重になり、誤魔化されることもなくなります。一つ一つ確認してお得に「ライズ」を手に入れましょう。
また今流行りのカーリースも検討してみてください。任意保険料が高額になる若い方とご高齢の方はメリットがあります。
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