アルファード・ヴェルファイアの歴史|中古車検討の方は必見!年式ごとの違いが分かる

クルマの買い方

アルファード・ヴェルファイアの歴史|中古車検討の方は必見!年式ごとの違いが分かる

 

2002年の登場から20年。今やトヨタの代名詞と言っても過言ではない「アルファード」

 

この記事では、アルファードの歴史を紐解き高級ミニバンの進化の過程をお伝えする。また、それぞれの世代での特徴や装備を知ることで、中古車をご検討の方にはアルファード選びの参考にしてもらいたい。

 

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タカシン

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初代2002~2008年

アルファードV

アルファードG

 

2002年当時、ミニバン市場は日産「エルグランド」が大人気だった。エルグランドは1997年の発売開始から高級ミニバンでは独り勝ちの状態だった。(全長4775㎜×全幅1800㎜×全高1955mm、3500㏄)ディーゼル全盛期でランクルなどこの手の大型車はディーゼルエンジンが主流だった。

 

2002年にこのエルグランドが2代目へフルモデルチェンジした。それにぶつける形でトヨタは「アルファード」を発表した。

 

排ガス規制が厳しくなる中、あえてディーゼルエンジンの設定はせず、ガソリンエンジンのみとし、エンジンサイズも3.0Lと2.4L、エルグランドがFRだったのに対しアルファードはFF。当時、ミニバンには珍しいスライドドアにもパワーウィンドウを搭載。

 

大型のヘッドライトを始め、スライドドアのレール部分をリアクォーターガラス下に目立たないように配置。デザインも斬新だったが、何よりFF採用による室内の広さ(FRだと床部分が高くなる)と経済的な2.4Lエンジンが功を奏し、ミニバン市場を一気にひっくり返した。

 

日産はその後、2.5Lを追加するなどの改良を加えるも、アルファードとの差を縮めることはその後出来なかった。

 

 

2002年5月 発売

2003年7月 ハイブリッド追加

2004年1月 特別仕様車 MS/AS PREMIUM

2004年6月 特別仕様車 MX/AX TRESOR・ALCANTARA version

2005年4月 マイナーチェンジ

2005年9月 特別仕様車 MS/AS Limited

2006年8月 特別仕様車 MS/AS PRIMEセレクション・PLATINUMセレクション

2008年5月 販売終了

2代目2008~2015年

アルファード

ヴェルファイア

 

2008年5月、フルモデルチェンジ。

トヨペット店取扱のアルファードGをアルファードへ、ネッツ店取扱のアルファードVをヴェルファイアに変更。

 

3.0Lエンジンは3.5Lへ。2.4Lエンジンはそのままにミッションは加速が滑らかなCVTに変更。

より低床を実現し、全高が1935㎜から1915㎜へ。

 

初代ではアルファードGとVの違いはフロントグリルとエンブレムの違いだけだったが、今回は名称の変更とともにデザインも大きく変えた。

 

2011年9月のマイナーチェンジではトヨタ初のパノラマミックビューモニターをオプション設定。

 

特にヴェルファイアのデザインが受け、ここからしばらくヴェルファイアが大きく販売を伸ばし続けることになる。

 

 

2008年5月  フルモデルチェンジ

2009年6月  特別仕様車 350S Prime Selection/240S Limited

2010年4月  特別仕様車 350S/240S Prime Setting Ⅱ

2010年9月  特別仕様車 350S/240S Prime Setting Ⅱ-type GOLD

2011年5月  特別仕様車 350S/240S Prime Setting Ⅱ-type GOLD Ⅱ

2011年9月  マイナーチェンジ

2012年9月  特別仕様車 240S/350S type GOLD

2013年10月 特別仕様車 240S/350S type GOLD Ⅱ

 

3代目2015年~現在

アルファード

ヴェルファイア

 

全高を更に下げて低床を実現。1915㎜から1895㎜へ。全モデルと比べるとかなり全高が下がった。

 

また、リアのサスペンションにダブルウィッシュボーン式コイルスプリングを採用。本当に乗り心地が格段に良くなった。

 

世界初の大容量ラゲージ収納(148L)は使い勝手の良さは向上させた。

 

セカンドシートのスーパーロングスライド1160㎜。

 

電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドなど便利機能も追加され、高級ミニバンの地位を不動のものとした。

 TOYOTA アルファード ヴェルファイア 30系 オートブレーキホールドキット 令和2年改良Ver.2.0

 

 

2015年1月  フルモデルチェンジ

2017年12月 マイナーチェンジ

2018年10月 一部改良 インテリジェントクリアランスソナー標準装備

2019年12月 9インチディスプレイオーディオ搭載

2020年4月  特別仕様車 S TYPE GOLDO

 

アルファード|ディスプレイオーディオをミラーリングする方法3選【iPhoneユーザー必見】

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

約20年間におよぶアルファードの歴史をご紹介した。こうして見てみるとやはり中古車でオススメは現行モデルだろう。2015年のフルモデルチェンジ後(前期モデル)を狙っていくべきだろう。

 

2022年12月にフルモデルチェンジをすると筆者は予想している。リセールバリューのいいこの車なら頑張って新車の検討もアリだ。しっかり検討してみよう。



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