燃費が悪くなったと感じたら・・・原因と燃費向上策|アイテムをご紹介【2020年最新】
最近燃費が悪くなった・・・
家計にも響くガソリン代を少しでも浮かしたいですし、何よりクルマ自体が大丈夫か心配ですよね。
この記事では、燃費が悪くなる原因を解説し、自分で出来る燃費改善策とアイテムをご紹介します。
燃費が悪くなる原因
使用状況や外気温の変化によって燃費は大きく変化します。またその性質はエンジンによっても違います。
例えばガソリン車なら夏場に燃費が落ち、ハイブリッド車なら冬場に燃費が落ちます。ガソリン車は夏場のエアコン使用によって、エアコンのコンプレッサがフル稼働することによりエンジンへの負担が増えるため。ハイブリッド車は外気温が寒くなる冬場にエンジンを温めるためにEV走行時間が減るためにこのような現象が起こります。
その他には
- エンジンのピストン作動の抵抗が大きくなってきている
- スパークプラグの不具合(点火不良)
- タイヤの空気圧が減っている
- 不要な荷物が積んである
- 運転の仕方(ちょい乗りやアクセルワーク)
などが考えられます。
燃費向上策
まず、運転では「急」がつく動作をしないことが大切です。なかでも「急発進」は燃費に大きく響きます。急発進は一日10回行うと約170ccのガソリンを消費します。一カ月続けると約5Lのロスになります。
また、不要なアイドリングも減らすことで燃費を改善できます。10分間のアイドリングで約130ccのガソリンを消費します。つまり1時間で約780cc、1時間半で約1.1Lもガソリンを消費することになります。微々たるものですが積み重ねが大きな差になります。
ただ、冬場の朝にどうしても暖気が必要な時があると思います。これはクルマ選びから改善する必要があるのですぐにはどうこできないですが、寒冷地仕様やシートヒーターのオプション選択をオススメします。
寒冷地仕様についてはこちらの記事も参考にしてください。
ヤリスクロスに寒冷地仕様は必須【失敗ない新車購入術】
エンジン内部の環境向上
エンジン内部は、経年劣化でどうしても部品の消耗や汚れによる抵抗増大が起こります。しかし、これらは簡単に改善することができます。
ハイブリッド車、アイドリングストップ車専用設計燃料添加剤 (通常ガソリン車にも使用は可能)です。ガソリンを満タンにしたときに、給油口から注ぐだけ。
エンジン内部の主にインジェクター(燃料噴射口)内部と先端、インテークバルブ(吸気弁)のデポジットを除去してくれます。
エンジン内部のピストンの動きをスムーズにしてくれる添加剤。オイル交換時にエンジンオイルと一緒に注入するだけの簡単作業です。
これら二つの商品はトヨタの販売店でもオススメされる商品なので安心して使っていただけます。
スパークプラグの交換
昔のクルマは5万キロ走行での交換が主流でしたが、今は無交換のものも多くあります。しかし走行距離が10万キロ近くなってきたら交換をオススメします。エンジンのかかりも良くなり結果的にエンジン自体の負担軽減になります。
エコタイヤに交換
タイヤには「転がり抵抗係数」というものがあります。「A」「AA」「AAA」とランクがあり「AAA」が一番タイヤの転がりの抵抗が少ないものになります。「AAA」ランクのタイヤをご紹介します。
ブリヂストン ECOPIA EP001S
ヨコハマ ブルーアースAE-01F
まとめ
燃費は使い方や環境によって大きく変化します。ただ、普段のクルマのメンテナンスを適正に行うことが第一です。定期的な点検・オイル交換の実施は必須です。
また、タイヤの空気圧はできれば一カ月に1回は点検してください。寒い時期は空気圧が下がりやすく、パンクの早期発見にも繋がります。
燃費を良くすることは、家計だけでなくCO2排出も減らし環境にも優しいです。最近のクルマだから壊れない、点検は必要ないという考えは大間違いです。
クルマを保有するということは、クルマを適正な状態で維持する義務が発生します。自動車のコンピューター化が進んだとは言え自分で簡単に出来ることはたくさんあります。正しい知識で楽しいカーラーフを送りましょう。
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