【トヨタ車】エンストを自分で直す!信号待ちでブルブル車が震える人も必見
エンスト(エンジンストール)を経験したことはありますか?

最近のクルマがエンストなんかしないんじゃないの?

オートマがエンストはしないでしょ!
皆さんそう思っているはずです。しかし、実は珍しいことではありません。
最近のクルマは、燃費を良くするために信号待ちなどの停車時のエンジン回転数を昔に比べてかなり下げています。何か不具合があればすぐにエンストしやすい状態にあるということです。
この記事では、トヨタ車のエンストの発生しやすい症状から自分でできる改善方法と事前に防ぐメンテナンスについて詳しく解説します。また、実際エンストが起こってしまった時の対処法もご紹介します。
エンスト(エンジンストール)の原因
エンストの要因にはいくつかあります。主に以下の4つが考えられます。
- 電気系
- 燃料系
- 制御系
- 空気系
これらの不具合によって発生します。また、エンストの起こり方も様々です。
- 走行中にストンとエンスト
- 走行中に徐々にエンスト
- 加速しようとしてエンスト
- アイドリング中(停車中)にエンスト
走行中にストンと止まる場合は、点火プラグが発火していない可能性があり電気系のトラブルが考えられます。
徐々にエンストする場合は、燃料ポンプの故障や燃料フィルター、ホースの詰まりなど燃料系の不具合が多いです。
加速しようとして止まるケースは、燃料噴射量をコントロールしている制御系(センサー類)の異常。
アイドリング時にエンストするケースだと、エンジンに空気を送り込むスロットルボディ(バルブ)のトラブルが考えられます。
トヨタ車で多いのは圧倒的に
「アイドリング時のエンスト」です。
停車中のエンジンは、先に述べた通り回転数をギリギリまで下げてます。エンジンの回転を使ってるのは走る力だけでなく、エアコンのコンプレッサーや発電機、パワーステアリングなどにも使用されてます。(最近のクルマは電動化になってきている)それぞれの負荷がその時々の状況によって変化します。その変化に対して、エンジンコンピューターが回転数を一定に保つように指示を出してます。
その指示でも回転数を保てなくなった時にエンストします。
初期症状として、停車中にエンジン回転数が安定せず、車体全体が大きく震えます。メーターにタコメーターがあれば回転数が落ちたり上がったりします。
初期症状・エンストを自分で直す
一回エンストしてしまった、アイドリング中のエンジン回転数が安定しない時にまず自分でできる改善法をご紹介します。
エンジン内部洗浄
改善しない場合
上記の添加剤注入でも改善しない場合は、空気系の制御をしている「スロットルボディ」の洗浄が必要です。この作業はご自分では難しいです。トヨタディーラーにご相談ください。
エンストした時の対処法
信号待ちなどでエンストした時は、あわてずシフトレバーを「P」に戻してエンジンをかけなおしてください。ほとんどのケースで再スタートできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?エンストは誰でも起こりうる現象です。
最近のクルマの特性上、昔に比べて起こりやすくなっています。普段から上記で紹介した添加剤を使用してベストな状態を維持することも大切です。性能が上がっているから大丈夫という固定概念は捨て今のクルマにあったメンテナンスを心掛けましょう。
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