トヨタ|ディスプレイオーディオiPhoneミラーリング製品、ついに純正オプションで登場!
今や大半のトヨタ車がコネクテッドカーとなりクルマ自体が通信機能を持っている。センターと通話できたり、スマホでクルマを管理できたりとかなり進化してきた。そして、それらの機能が標準装備となっている。ホンダ・日産は、まだオプション設定が多い。
そんなコネクテッドカーに搭載されるオーディオが「ディスプレイオーディオ」だ。
カローラクロス ディスプレイオーディオ
ディスプレイオーディオは、その名の通り「オーディオ」に「ディスプレイ」が付いている。ラジオとBluetoothオーディオが標準装備。もしDVDを視聴したければ「CD・DVDデッキ」を、ナビ機能が欲しければ「ナビキット」を販売店オプションで選択する。TVを見たければ別途料金を支払い契約をすれば見れる。
このように使い方に応じて装備を選んでいくのだが、最近はNetflixやYouTubeなどの視聴が増え、スマホのミラーリング需要が急増している。ディスプレイオーディオでは「Miracast」という機能があるがiPhoneは使えない。HDIM端子での外部入力できるオプションもないためミラーリングは諦めるしかなかった。
しかし、新型アクアから純正オプションで「外部入力アダプター」が遂に登場した。
【新発売】トヨタ純正外部入力アダプター アクア・カローラクロス
ディスプレイオーディオ用外部入力アダプター | 25,300円 |
HDMI変換アダプター | 10,560円 |
端子がHDMIなので当然「HDMIケーブル」が必要となる。またiPhoneの場合は「Apple Lightning Digital AVアダプタ」「Lightning USBケーブル」も準備して初めて使用可能となる。
「Lightning Digital AVアダプタ」については必ずApple純正を使用してほしい。Amazonなどで検索すると格安なAVアダプタが出てくるが、ミラーリングできるアプリがApple純正に比べて少ないなど色々弊害がある。
純正品なのでディスプレイオーディオ用外部入力アダプターに関しては3年の保証がついている。しかしHIDI変換アダプターは1年保証となっている。
今現在、アクアとカローラクロスのみに設定となっているが、恐らくその他のディスプレイオーディオ車(DCM通信機能付き)にも流用可能と思われる。
既製品ミラーリング商品
今現在、トヨタのディスプレイオーディオ用ミラーリング商品は3社から販売されている。ここではその中でも、筆者がイチオシの商品をご紹介する。他製品についても詳しく知りたい方はコチラを参考にしてもらいたい。トヨタ|ディスプレイオーディオをミラーリングする方法3選【iPhoneユーザー必見】
データシステム ( Data System ) HDMI変換アダプター HDA433-C (Android:MicroHDMIコネクタ搭載端末用)
6,571円
走行中にテレビが見れるようになる「TVキット」で有名なデータシステム社の製品。特に注目なのは「TVキット機能あり」だ。
トヨタ純正の外部入力アダプターだとTVキットは別途取付が必要となるため、コストパフォーマンスが非常にいい。
ミラーリング診断
お持ちのスマホがミラーリングできるかコチラから必ず診断を行って欲しい。そもそもスマホにその機能がない場合もあるので注意が必要だ。
データシステムミラーリング診断
CD・DVDデッキを取り付けている方は注意を
ディスプレイオーディオには外部入力端子が一つしかない。もしCD・DVDデッキを取り付けている場合は、別途切替キットが必要となる。ディーラーによっては同時に取り付けれないと断られるケースも。
カローラクロス用CD・DVDデッキ
そんなケースはこちらの商品で解決できる。
ユーザーが選ぶべきミラーリング商品はコレ!
理由は、まず圧倒的な価格の差だ。データシステムであればTVキット機能がビデオ入力ハーネスキットに付いている。Amazonで購入すれば定価よりも更に安い。
純正で揃えるとTVキットも入れて部品代だけで50,000円はオーバーするが、データシステムだと24,138円。これは大きな差だ。
一つ純正が勝っている点は、保証が3年というところだ。しかし、これはディスプレイオーディオ用外部入力アダプターのみでHDMI変換アダプターは1年となっている。これをどう捉えるかは皆さんにお任せする。
まとめ
クルマのオーディオ機能で今や欠かせないものとなってきている「ミラーリング」。著作権の問題もあり各メーカーも苦慮しているようだ。しかしユーザー側にしてみればスマホの機能がクルマで使えるようになると更に便利さが広がっていく。この記事を参考にして、楽しいカーライフを実現して欲しい。
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